ビーチラグビーはサマースポーツです、海辺の、それも熱い砂の上で、太陽に体を焼かれながらプレーします。えっ暑い?暑ければ海に泳ぎにいきましょう。


ひとことで言うと?
5人対5人でプレイする、ラグビーとアメリカンフットボールをミックスしたようなスポーツと想っていただければいいと想います。

じゃぁタックルがあるんですか?
タックルはありません。タックルの変わりに相手の体に両手でタッチすればタックルの成立となりその場所から攻撃を再開します。タッチを5回されると攻守の交代になります。

パスはどうするの?
5回の攻撃件のうち一度だけアメリカフットボールのようにフロントパス(ショルダースローのみ)が出来ます。あと4回はラグビーのように後ろにパスしなければいけません。つまり、ラグビーのような緻密なパスワークを行い、相手の防御を崩し、決定的瞬間でアメリカンフットボールのようにダイナミックなフロントパスをくり出すわけです。

どうやれば点数がはいる?
5回の攻撃で相手チームのゴール(インゴールゾーン)にボールを持ち込めば(トライ)得点となります。これが基本的な得点方法です。

女の子はできる?
もちろん出来ます。タックルはありませんし、砂の上のプレーするので倒れても安全です。2003年には女子全国大会も行われ毎年競技人口が増加しています。中には男性チームに勝つチームまでありますよ。もちろん子供もできますので家族揃って参加する事もできます。

どこで生まれて、何処でやってるの?
ビーチラグビーは1990年に生まれた日本発祥のビーチスポーツです。今年も日本一を目指して全国各地で大会が行われます。

もっと詳しく知りたい!
チームの情報や大会の詳細、練習会や試合のビデオなど、当サイトをゆっくりご覧になって一緒にビーチラグビーを楽しみましょう!

DSC_8901.JPG明大ラグビー部在籍当時は、先輩後輩の上下関係が非常に厳しく下級生から上級生に声をかける事すら禁止されていました。そんな時代の中、下級生であった私が唯一先輩後輩の垣根を越え無邪気に笑い遊んだのがシーズンオフ、夏のビーチです。

 10人位でサーフボード1枚とラグビーボール1個。誰もが乗る事の出来ないサーフィンを早々に切り上げ、ビーチはタッチフット用フィールドに早変わり。コートのラインは全て足で引き、山側にサイドラインを1本そしてインゴールラインを2本、海側のサイドラインは地平線と、何ともお粗末でしたがその楽しさは図り知れないものでした。時間も忘れ、陽が暮れるまでボールを追いかけたあの夏の記憶が現在のビーチラグビーの原形になりました。

 時を経て1990年、湘南において「サーフ’90」というビーチスポーツをメインとしたイベントが開催されました。実際に自分でそのイベントを見た瞬間に、心の中でず~と絡まっていた糸がほどけた様な気がします。しかしそれからが、やはりたいへんでした。どうしたら、ビーチでタッチフットボールが競技として成り立つか?当時のラグビー仲間と湘南まで行き、いろいろなケースを試してみました。が、どうしてもビーチでのタッチフットには限界がありました。

  攻撃側は横や後ろでの動きに終始する為攻撃に幅は無く、守備側が断然有利となりました。縦の動きが絶対的に不可欠であり頭を悩ませましたが、そこで考え閃いたのがアメリカンフットボール流の前パスです。今で言う「フロントパス」はそんな所から生まれました。フロントパス誕生により、スペースを大きく使う事が可能となり攻撃側・守備側、共に組織的に行動する事で競技性も高まりました。

 その後、ルール等の整備から始まり、行政の認可までを経て1991年7月に湘南ひらつかビーチパークにおいて、第一回ビーチフットボール関東大会開催に至った次第です。現在では、TV放映からビデオ化までと十数年前が嘘のようですが、ここまでの進化を遂げられたのは各大会に参加していただいたプレーヤーがいたからこそです。全てがゼロからの出発で、多々不備な点があったにも関わらずご参加頂いた事を、この場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございます。参加者の方々から全てを学び、勉強させてもらいました。

 夢はビーチラグビーを、21世紀中にオリンピック種目にする事です。今後とも皆さんのご協力・ご支援賜ります様、心よりお願い申し上げます。最後になりますが、ビーチラグビーはきれいな砂浜でなくてはなし得ません。このスポーツを通じ、日本のみならず世界中の海浜美化に寄与し、子供達がいつでも素足で遊べるような環境を作る事も大切なもう一つの「夢」です。

関東ビーチラグビー協会 代表 若狭平和